コーチング コーチ

「仕事は楽しく、より魅力的に!」はるの心智’s blog

看護師、ケアマネジャー、コーチングコーチ。マルチな筆者の日常を綴ります。

自分の可能性を運ぶ「バッグ」はいくつある?

数年前、会社員の私は、副業したいと思いながら、「企業」というワードで黒色のバッグを買い求めました。黒の牛革はスクエアタイプで、バンブーの持ち手がついています。ショールームで一目ぼれして、半年近く夢を寝かせ、自分がクライアントに初めて会うときを想像したり、カチッとスーツを着て営業に行く様子を想像するなど、妄想が止まりませんでした。バッグは、存在だけで用途を想像させ、自分の意欲を掻き立ててくれるものだとその時に知りました。きっと洋服の好きな人は、洋服を見てもそのような感覚を持つこともあるのでしょうね。「物」から意欲が刺激され、行動に移り易くなるという感情の変化は、ある意味生活に取り入れることで、よりスムーズな「成功への近道」なのかもしれません。

あれから、組織を変えて、副業も板につき、営業に行くこともなく、何とか何とか縁をつないでこれたのも、周りの友人たちのおかげと感謝しています。

 

ある本によると、バッグが意味するものは、「顔」だといいます。

以前、いろいろな習い事をしていたときに、その目的に応じてバッグを取り揃え、忘れ物がないように気を付けたことがあります。一度、中身を出してしまうと、必要な物品を入れ忘れることが心配で、目的ごとのバッグ設定はとても重宝でした。例えば、書道、歌、スポーツジム、自主勉強会、研修資料、〇〇協会役員会など。忙しがってあちらこちらと移動していた私にとって、バッグを持ち変えることが、「顔」のスイッチ切り替えだったのかも知れません。

 

時間に追われ忙しく飛び回っていたころが嘘のように、今は静かです。いまこうしてゆっくり過ごせることで、新しいことへのエネルギー充てんができています。
自分の能力を保ちながら、新しい原動力を養い、新しい目的を詰めたバッグを持って、また出かけて行こうと思います。

まだ経験のないことに挑戦する。

私もまたコーチをつけたクライアントとして、新しい道へチャレンジしていくのです。

まずは、この土日にて連載第4回目の執筆、頑張ります!