コーチング コーチ

「仕事は楽しく、より魅力的に!」はるの心智’s blog

看護師、ケアマネジャー、コーチングコーチ。マルチな筆者の日常を綴ります。

表面に現れない課題

最近、私に寄せられる相談は、「どうしたら、表面化しない課題を見つけ、掘り出す事が出来るのか?」というものが多くなりました。

例えば、攻撃的な言い方で、支援を拒む家族。「大丈夫」を繰り返す高齢者。
クライアントにも、「どうしたらいいか」に振り回され、なかなか行動が定まらなかったり、迷いが強く、核心に迫ると不安を訴えるなど、表面化した課題と、手当てが必要な課題が異なる場合があります。

ここは、とっても大切な事ですが、課題の背景に視点を動かしてみるといいです。
奥に、何かがある

と、仮説を立てる訳です。

例えば、反抗期の子供は、手応えがほしくて八つ当たりのような行動を取ります。物分かりのいい大人よりも、本気で叱ってくれる大人の方が安心したり。。

その不可思議な行動を取らざるを得なかった、発生誘因とメカニズムをその立場に立って感じる訳です。

ここで大切なのは、「そうせざるを得ない状況」を理解しようとする事。

人は、困った時に、注目してほしいと感じる事があります。

まず、見つけ、観察、分析する事。

何がどうなって、課題が発生したのか。

解決の糸口が見つかるかも。