表面に現れない課題
最近、私に寄せられる相談は、「どうしたら、表面化しない課題を見つけ、掘り出す事が出来るのか?」というものが多くなりました。
例えば、攻撃的な言い方で、支援を拒む家族。「大丈夫」を繰り返す高齢者。
クライアントにも、「どうしたらいいか」に振り回され、なかなか行動が定まらなかったり、迷いが強く、核心に迫ると不安を訴えるなど、表面化した課題と、手当てが必要な課題が異なる場合があります。
ここは、とっても大切な事ですが、課題の背景に視点を動かしてみるといいです。
奥に、何かがある
と、仮説を立てる訳です。
例えば、反抗期の子供は、手応えがほしくて八つ当たりのような行動を取ります。物分かりのいい大人よりも、本気で叱ってくれる大人の方が安心したり。。
その不可思議な行動を取らざるを得なかった、発生誘因とメカニズムをその立場に立って感じる訳です。
ここで大切なのは、「そうせざるを得ない状況」を理解しようとする事。
人は、困った時に、注目してほしいと感じる事があります。
まず、見つけ、観察、分析する事。
何がどうなって、課題が発生したのか。
解決の糸口が見つかるかも。