コーチング コーチ

「仕事は楽しく、より魅力的に!」はるの心智’s blog

看護師、ケアマネジャー、コーチングコーチ。マルチな筆者の日常を綴ります。

サービス依頼を受けるとき:オリエンテーション

コーチングの依頼を受けると、オリエンテーションをします。


オリエンテーションとは、人と人が新しい関係性を持つときに、関係構築がより早く進められる為のものです。


関係性が構築されるとは、どんなことでしょうか。


人はそれぞれ考え方や感じ方が違います。
同じ話を聴いても、同じように感じるとは限らないです。

むしろ、違って当たり前です。

全く反対から捉えたり、感じたりして、思いも寄らない感情が湧いてくることもあるでしょう。
関係性を構築する際に必要なのは、「同意」です。
考え方や感じ方を取り違えないよう、「同意」を取るわけです。
その基本的なルールを確認しながら物事の見方や捉え方・不利益なことがあった場合の対処方法などを取り決めておくという作業。オリエンテーションには自分を守り、相手を守る要素も含まれており、お互いの共有する情報に誤解がないようにする意図もあります。
さて、どのように進めると良いのでしょうか。

私の場合、オリエンテーション用のレジュメを作成し、項目ごとに話を進めていきます。

コーチとクライアントの役割や責任を明らかにしたり、必要なルールを提示し、同意を得るようにしています。

同時に本人のニーズも少しずつ明らかにしながら、何についてどんな目的を達成したいのか、そのためにどんなスタンスでコーチングを使っていくのかを確認します。
提供時間や支払い金額ももちろんですし、そもそも誰のためのどのようなサービスかをキチンと話し、同意を得ます。
すべて、最大のサービス利用によるパフォーマンスの実現につながるわけです。

一つ一つ、丁寧な関わりの中で、オリエンテーションのチャンスを活用し、新しい関係構築を目指しませんか?