コーチング コーチ

「仕事は楽しく、より魅力的に!」はるの心智’s blog

看護師、ケアマネジャー、コーチングコーチ。マルチな筆者の日常を綴ります。

「ボタンの掛け違い」を探してみよう。

最近、私の周りにいる人たちの「ボタンの掛け違い」を見つける事が多かったです。

コーチングを知るまでは、「ボタンの掛け違い」の張本人だったりしましたが、ここ最近は、お互いの言い分を聞き、何がどうすれ違ったのかを分析し、仲を取り持つというお役目に回ることが増えました。
当事者たちは「自分はまちがっていない」というのです。

本当にどうしようもないわがままや、どうしようもない視野の狭さがある場合を除き、ある程度理性と社会性のある方でしたら、「ボタンの掛け違い」のことが多いのではないでしょうか?

仲を取り持つ身としては、お互いの立場に立ち、話を伺う。

そして、どう見えたのか、それに対し、どう感じたのかを聴く。

 

ケアマネジャーは、利用者の言い分や、家族の言い分、サービス事業所の言い分、医者の言い分、などなど、取り巻くすべての立場に立ち、モヤモヤすることが多い職業でもあります。中立・公正な立場と、平面軸や時間軸を考慮した多面的視点をもって、お互いの行動とその背景にある判断や感情を汲み取る作業。

 

「そんなつもりで言ったのではない」

ことや、

「そのタイミングでは言ってほしくなかった」

事など、

言葉以外のメッセージが飛び交います。

「本当はどうありたかったのか」

「何を大切にしたかったのか」

「そもそも、何がしたかったのか」

 

そんな質問が、こじれそうな関係性の修復に役立ったりします。

三者が入ると困ることもあるでしょうけど、ひとつ広い視野でお互いの立場を尊重した傾聴・共感が、必要なこともあるでしょう。

私ができることは、そのくらいですけど、いくらか問題が大きくなるのを防ぐことができそうです。

世間に広がる虐待・事件。少しでも減らして、住み良い暮らしを守りたいですね。