成人式は無駄じゃない
暑い夏も、ようやく涼しくなってまいりました。
子供3人の母しながらケアマネジャーとコーチングをしている、はるの心智です。
私の地域では、20歳の翌年の夏に成人式が行われます。
たまたま、23歳になる長男からこんな質問が。
「成人式って、そもそも必要なん?」
若い子たちには、成人式の衣装代やそれに割く時間など、「無駄なのでは?」と思う事も多いようです。
そんな長男に、こんな話をしました。
正直、自分の時も、休みを取り、田舎に帰省して、慣れない着物着て、写真撮って、まあ大変だった。
しかし、ひとつだけ、「あの時成人式して良かった」と思うのよ。
それは、母の実家を訪れ、祖母に晴れ姿を見てもらい、「とうとう、良い大人になったね。」と言ってもらえた事。
私の母は、なかなか子供を褒めない人でした。
例え褒められても、言われ慣れない私には、歯が浮くような気分になって、何も響くものがなかった。
それが、普段そばに居ない、母方の祖母に会うと、私を愛してくれている実感があり、かけてくれる言葉には、素直に喜べました。
祖母に「良い」「大人」と言われ、存在承認と自己承認が満たされる。
愛する身内に、承認される機会でもある成人式。
認められるという存在承認や自己肯定の機会が、自己基盤を作る。
人生に何か困ったり、悩んだり、落ち込んだ時、自分の自己基盤を司るエピソードを持っているって、すごい「強み」になるのよ。
県外で、辛くても頑張れたのは、私を認め、応援してくれた家族が居るからだと言えるのよ。。
長男も、成人式を迎えた時、たくさんの大人から承認を受けたのを思い出したようです。
いつもの盆なら「墓参りはどっちでもいいや」という長男も、今年の帰省先で「来れて良かったね。」とポロリ。
成人式は済んだけど、まだまだ子供たちと話すようにしたいと思います。
子供ばかりではなく、大人になっても自己基盤は、より強くできます。
コーチング、今からでも遅くない。
アイディアやイメージを実現できる自分へ。
自己基盤をしっかり作りましょう。