コーチング コーチ

「仕事は楽しく、より魅力的に!」はるの心智’s blog

看護師、ケアマネジャー、コーチングコーチ。マルチな筆者の日常を綴ります。

わからないモヤモヤに立ち向かう勇気

こんにちは、はるの心智です。

朝晩が寒くなってきましたね〜。
今年初めて膝掛けを使いました。
もうすぐ紅葉もやってくる。
薄めのコートをチョイスして、ベルギーワッフルを食べに、近くのカフェに来ました。

4月に入った新人さんも半年が経ち、ようやく職場に慣れてきた頃ではないでしょうか。

さて、そんな新人さんも、入社時から見ると、できる事が増えたはず。人はどうやってスキルを上げていくのでしょう??

私も、看護専門学校を卒業し、総合病院に就いた時には、同期が7人居ました。
同期には、頭のいい子や、先輩に可愛がられる子が居て、どんどん仕事をこなせるようになっており、半年後には差がついて、ぼーっとしていた私は、いつのまにか病棟一の落ちこぼれになってました。
泣いてばかり。
うまくいかない。
悔しくて。悔しくて。
何か言葉を発しても、的を射ない発言は、否定され、訂正され。。
やる気も無くなって、もう、どうでもいいや、何かのきっかけで辞めよう、と思ってました。

そんな私がやる気になったのは、あるA医師の一声でした。
「はるちゃん、いつも困った顔してるな。何がわからないんだい?」
自分が何に困っていて、何がわからないのか、それもわからないまま仕事していたんです。

私、困った顔してたんだ。。
何に困ってるんだろ?
A医師の優しい言葉のお陰で、今まで考えないようにしていた「わからないモヤモヤ」に、向き合う事ができました。
いつも、他の医師に緊急コールするたびに、「こんなことくらいで呼ぶなよ!」と怒られる事が多く、どうしていいのか分からず、相談できる先輩のいない夜勤が、特に憂鬱でした。

私が「患者さんの、どんな状態だったら先生をお呼びして良いのかわからないのです。」とお話すると、A医師は、私のネームホルダーに入るよう、小さな紙に「血圧80/以下。脈拍。。」と、生命の危機に相当する血圧、脈拍などの測定値を書いてくださったのです。
それから、私は、夜勤のたびに、ネームホルダーの紙を見て、自信を持って夜勤ができるようになりました。

「わからないと嘆いているのではなく、どうしたらわかるようになるのか、立ち向かい対策を取る事」を、A医師から教えていただいたのです。

今、プロフェッショナルコーチとなり、「どうしていいのか分からない」状況で、渦の中から抜け出せない方のお役に立てるよう、日々コーチング活動をしています。

みんなが自分のありたい姿を歩める社会を目指し❤️